今日の結論。
・ネット投票を導入して、
・案件ごとに世論を問う
早く実装してください。
まず例をひとつ。
「議会中、居眠りする議員が1名」で有名な広島県安芸高田市の石丸伸二市長。市議会議員の定数を8に半減する条例改正も計画しているようだが、猛反発を受けている模様。
当たり前ですよね。自分が失職するかもしれない案を自分で了承する訳がない。
そんな自己保身の塊どもを黙らせるには、高田市で住民投票をやればいい。全市民の80%が投票して70%が半減に賛成したとして、それでも反発するような議員は個別に罷免を住民投票で問えばいい。納得できる反論なり過去の実績なり人柄なり、議員に相応しいと市民の大半が考えるなら罷免はされない。それだけのこと。
でも実際に住民投票がされるとは私には思えない。
細かい仕様や法律を私は知らないが、たぶん費用は馬鹿みたいに高くつくだろうし、できない・やらない理由は挙げればいくらでも出るだろう。
で、できないと言う輩を黙らせる為に、ネット投票を導入したほうがいい。という話です。当然、必要なら法律も変える。
こんにちは。好き勝手なことを独断と偏見で喋り散らかすがコンセプトのジェーン(男)です。
ネット投票、スマホ投票、電子投票。言い方はどれでもいいけど、インターネットがベースになるので私は「ネット投票」を使います。
ネット投票と聞くと「選挙だけ」が対象に思いがちですけど、アンケート的なものにも使えます。国民投票にも使えるし、対象も町だけとか市だけとか絞れます。年齢や性別はもちろん、やろうと思えば年収別や学歴別や職業別なんかも可能です。最初はむしろやらないほうがいいとは思いますけどね。
ちなみにNHKの世論調査は、回答してるの実は数百人~1000人程度なの知ってます?私は実態知らないのでイメージですけど、平日の昼間に固定電話に電話かけてそう。それが国民の総意(笑)。
ネット投票を導入するメリット
・コストが安い
・投票する手間が激減する
・投票の質が上がる(好みの顔とか適当な投票が減る)
・投票率が上がる
・集計ミスがない
・不正を防げる
・軽いアンケートから国民投票まで用途が広い
・郵便投票とか海外投票(在外投票)とか要らなくなる
・公務員の仕事がちょっと減る
コストはまず金銭コスト。衆院選で1回600億円くらい、市長選で3000万円かかるらしい(人口6万人の大分県日田市)。
ネット投票の場合は、最初の1回だけのコスト(プログラム作成)、定期的なコスト(毎月のサーバー費用、年数回のメンテ費用)、必要時に単発コスト(バグ修正や仕様変更)、実施コスト(選挙実施時に条件等のインプット、実施後に集計など)。
プログラム作成にどれくらいかかるかは私にはわからないけど、10万円~数百万円ってところだと思う(→マジで適当)。差が大きいのはセキュリティを担保するやり方が複数あるので、どこでコストをかけるかの違い。
サーバー費用は大きくなりそうに思えるけど、常に双方向で接続し続けるゲームとは違うので、サーバーの容量はたいして大きくなくてよく、例えば地域によって投票できる時間に差を付けるだけで負荷は激減する。とはいえレンタルサーバーというわけにはいかないだろうし、デジタル庁が自社サーバーを持つイメージだと…費用は素人には全く予想がつかない。この用途だけに使うわけでもないし。
1つだけ言えるのは、1回3000万とか600億円とかとは次元の違う低コストになるのは間違いない。
金銭以外のコストは、スタッフ・投票所・小道具(投票箱とか)・雑費(ペンやテープとか)とか諸々が全部要らなくなる。道端に張り出されるポスター等、残るものもあるかもしれない。
一般人にとっては投票する手間が減る。スマホでポチッと2~3分。
投票する際にそれぞれの公約を見れるようにする等、投票の質はたぶん上がる。顔や雰囲気で決めてる人が実は多い説。やめましょう。
手軽になるから投票率は確実に上がる。
集計ミスはありえないし、不正のできない仕組みも作れる(→今は組織ぐるみならできますね)。
郵便投票とか海外投票(在外投票)とか要らなくなるのは、地味ながらコスト的にはそれなりに大きいと思う。
公務員の仕事がちょっと減る。全体で見るとちょっとなんだけど、各方面への連絡・支持・確認やらなんやら、選挙準備にかかりっきりになる人は町レベルの選挙でも1人2人じゃないような気がする。仕事減らして人数減らして税金の無駄使いを減らすとこまでやってください。
ネット投票を導入するデメリット
・やり方わからない高齢者
これだけじゃないかなー…。他にもあるのかなー…。
でもこれ、今まで通り投票所に人とスマホを配置すれば、手伝ってもらいながら投票できますよね。費用はかかるけど過渡期は仕方ない。何度かやれば覚えるかもしれないし、同居家族がいるなら家でやればいいし、週1の囲碁クラブに若い人を派遣するNPOなんかもできるだろう。解決できない問題ではない。
案件ごとに世論を問う
具体例として既に挙げた広島県安芸高田市の議員半減。
無免許運転を繰り返して有罪判決を受けた木下富美子元東京都議会議員。とかまだ覚えてる人も多いと思うけど、結局この人は自分から辞職した形ですからね。「辞職を求める声がある一方で続けてほしいという声があるのも事実」とか取材で答えたらしいですけど、こんなのも数字で示せるわけですよ。「回答5000万人、辞職求めるが49,999,950人、続けて欲しいが50人ですけどこれ全部身内ですよね?」って。グレーじゃなく100%犯罪の事実が明るみに出てるのに解雇(=罷免)されてない事がおかしいと私は思う。法律がそうなってる?じゃあ法律変えようよ?変えないほうがどうかしてると私は思うのだが。
「進退は自分で決める」とか言う政治家が昔からいますけど、国民の総意で解雇にすりゃいいんですよ。「やらかしたら問答無用の数の暴力で解雇される」という意識(危機感?)を持たせたほうがいい。
「文書通信交通滞在費」の問題。手取り額月100万円の給与ですね。一般人にとっては所得税50%のざっくり計算で年間2400万円の給与相当。国会議員の給与(歳費)は月129万4000円。ボーナスは夏冬に各約314万円。計年2180万円。これに2400万円がプラスされるってことです。実質4580万円。ちなみに秘書3人分の給与、都心に宿舎、執務室などが別枠で与えられます。
でさ、こんなんダラダラ議論させる意味ないじゃん?国民は時間稼ぎしてれば忘れる。ってバカにされてますよ?日割り?当然。領収書?当然。法律?変えろ。以上。
役所の発券機の隣に経ってるおじいちゃん職員とかもさ、数字突きつけてすぐに廃止させましょうよ…。
具体的にどういう仕組みがベストか私にはわかりませんが、例えば
・誰でもUPできる(私が「役所の発券機の隣に経ってるおじいちゃん職員を廃止しよう」と投稿)
・「賛成」「反対」「わからないけど議論したほうがいい」が一定数を超えたら議論すること決定
・周知する(アプリで通知とかニュースで取り上げるとか)
・議会でまず議論して、結果を同じように「賛成」「反対」「要議論」で問うのも1つの手段
・議会なんて使わず国民投票で決定してしまうのも1つの手段
・具体的にどうするかを公務員が形にする
・それをまた問う(似て非なるものが出来上がる可能性があるから)
・OKなら実行
とかですかね。
不安点
外交や防衛など適用しない分野は決めておいたほうがいい。
公開すると国益を損なうものがあるだろうし、一貫性も必要だろうから。
政治家の不倫みたいな「どうでもいいスキャンダルでクビになる有能な政治家」の懸念。
私は政治家として優秀なら、人としてクズでも別にいいと思ってる。無免許運転を繰り返すとかの100%犯罪はダメだけど、聖人君子である必要はない。失言とか本音ポロリとかもあるけど、政治家として優秀ならその人の本音とかどうでもいい。「東京五輪組織委の森会長の女性蔑視発言」みたいに立場と内容でアウトになるのは仕方ないけど。
議題が多すぎて目を通しきれない可能性。同じようなものの重複処理。わかりづらい文章。
河野太郎さんの行政改革目安箱(縦割り110番)の事例が参考になると思う。パンクしたりAI活用したりしたようだ。
「ベーシックインカム月100万円」みたいなやつ。
財源的に実現不可能なのをちゃんと弾けるかがちょっと心配。「具体的にどうするかを公務員が形にする」の段階で弾けるはずなんだけど、「ベーシックインカム月20万円。赤字分は国債」とかだと「実現できないこともない…のか?」ってなりそう。
まあ、ベーシックインカムは財源まで含めての話なのでいいんだけど、こういう性質のものはたぶん出てくるよね。
まあ、手探りでやっていけばいいと思うけど。
とりあえず選挙に関してはネット投票できるようにさっさとして欲しいと思います。
「案件ごとに世論を問う」も実現可能なところからやって欲しいですね。
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