結論から言う。
・被害者の即時保護
・加害者への厳罰化
の2点がまず必要。「事実確認を~」なんて悠長なこと言ってる時間は被害者にはないし、加害者には「イジメなんて割に合わない」と認識させておく必要がある。
で、「厳罰化」実現の為に
・犯罪事件として警察が捜査する
必要になると思う。関係者全員が保身のため「イジメはなかった」としたいのに、関係者に調査させるとかバカですか?犯罪を調査するなら専門機関があるでしょうが?
だがしかし、それを実現させる為には壁がある。
・教師・学校・教育委員会の処分
・見て見ぬふりをしてきた同級生たちの扱い
この2つを明確にして「隠蔽は割に合わない」ようにしておかないと証拠集めは現実的に難しい。
そこでだ。
・学校に監視カメラの設置
を本気で考えてほしい。学校はプライベートな環境ではないし、「閉鎖してる環境では碌なことが起きない」なら「オープンにすればいんじゃね?」という理論。
そしてもっと根本的な部分から改善するために
・学校教育の見直し
をしないといけないと思う。テーマが大きすぎるのでちょっとアレだが、教室の座学の授業を個人レベルのビデオ学習化して教師の時間を空けるイメージです。これは生徒にも教師にもメリットが大きいと思っている。
そして言うまでもないが、
・法改正など
は各分野で必要になるだろう。できない理由が法律なら法律を変えればいい。目的と手段を取り違えてはいけない。
さて。好き勝手なことを独断と偏見で喋り散らかすがコンセプトのジェーン(男)です。
もう少し深掘りしていきます。
・被害者の即時保護
一番最初に必要なのはこれ。被害者本人からの申告によって即時に保護すること。事実関係の調査とか親の同意とか必要なく、国の保護施設で申告があればとりあえず受け入れないとダメだと思ってる。被害者が国にSOSを出した時点で家族(親)は少なくても役立たずだったことがほぼ確定しているし、場合によってはマイナスの影響を与えている可能性すらあるからだ。
要は駆け込み寺を国レベルで整備したほうがいいんじゃない?ってことです。イジメ問題に限らずDV問題など他のケースでも活用できそうですしね。いずれにしても、手遅れになる前に命を救うならこれしかないと思う。
イジメに関しては、被害者が誰にSOSを求めたにせよ、国の機関まで伝わるようにした方がいい。友達でも親兄弟でも担任教師でも部活の顧問でも警察でも近所の兄ちゃんでも誰でもいいが、SOSを求められた人が国の機関に連絡することを徹底する。理由は正確な判断ができないから。現状を正確に把握できるだけの情報がちょっと話を聞いたくらいで得られるわけがないし、イジメに関わったことのない人間がその重要性を正確に理解できるとも思えない。だから、専門家にすぐに投げたほうがいい。
大げさでいいんです。事なきを得られるならそれがベスト。自殺するしかなかった子たちも最初は些細なことが始まりだったはずなんです。というか、些細かどうかを判断することは不可能だから全てに動くという考え方だ。
・加害者への厳罰化
「いじめは割に合わない」と認識させる必要がある。「未成年だから処分は軽いし氏名も公表されないし~」なんて言えないくらい罪を重くするしかない。死人が出るほど酷いものなら関係者全員を20年くらい刑務所にぶちこめばいいと私は本気で思ってる。今15歳だとして「35歳まで人生潰れる」とか恐怖しか無いでしょう?出所後に「なにもかも未経験の無職(35歳前科あり)」がどうやって生きていくのか私は興味があるし、「マジで人生詰むからイジメは割に合わない」と良いループが生まれる。
話は逸れるが日本の刑罰って、「何年以下の刑」「何円以下の罰金」みたいに上限を設けてると思うけど、「10年以上の刑」「100万円以上の罰金」など下限を設けないのはなんでなんですかね?「割に合う犯罪」を作り出して政治家が私腹を肥やすためですか?
ここから先は「加害者の厳罰化」に関連、または実現する為に必要なこと。
・犯罪事件として警察が捜査する
今でも内容によって犯罪にはなる。暴行罪、傷害罪、傷害致死罪、強要罪、恐喝罪、窃盗罪、名誉棄損罪、侮辱罪、強姦罪(今は強制性交等罪)など。110番通報したら警察は捜査する義務が生じるはずなので、今でも警察に介入してもらうことは可能だと思う。でも、実際にはおそらく教師が対応してもみ消すんじゃないだろうか。
そもそもイジメは「些細なこと」として扱われ表面化しづらい。
加害者は「遊んでるだけでーす」と誤魔化すし、被害者に「誰かに話したらわかってんだろうな?」くらいは言っている。
同級生は見て見ぬふり。下手に首を突っ込んで自分がターゲットになるわけにはいかないし、その自衛本能は間違っていない。
教師も基本は見て見ぬふり。生徒に嫌われること・モンスターペアレンツのヘイトを稼ぐことを恐れて八方美人化しているし、雑務に追われて真剣に向き合う時間なんて取れないし、同僚も上司も助けてくれないしそもそも全員が仲裁する能力なんてない一般人だ。考えてみてほしい。あなただったら解決できるか?私は断言できる。無理です。
当の被害者は「表面化すると事態はより悪化する」ケースを恐れ表面化させたくないという心理が働くし、気づかせないように振る舞うから家族(親)も気づかない。
もし仮に、どこかで誰かが問題視して「イジメ認定する?しない?」に発展したとしよう。学校や教育委員会は自己保身しか考えないクソな大人の集団なので、「イジメはなかった」という結論に持っていこうと隠蔽する。
ここで考えてみてほしい。「イジメはなかった」のほうが都合がいい利害関係者(学校や教育委員会)が「イジメの有無」を調査するんだぜ?イジメ認定される可能性が限りなくゼロに近いことは子供でもわかる。「第三者委員会」を設置して調査している?利害関係者である教育委員会が指名している時点で理解したほうがいい。
死人が出るまでイジメ認定すらされない、このクソみたいな状況は変えなければならない。学校や教育委員会、つまり文部科学省にすら対抗できる調査のプロ集団、つまり警察に犯罪事件として捜査してもらうのが現実的な解決策だと私は思う。学校がある意味治外法権化して一大勢力を築いているのが原因なので、ある程度大きな勢力でないと敵対するのは無理です。想像してみてほしい。警察が本気で犯罪として捜査した場合、加害者、教師、同級生、学校側(校長・教頭・学年主任など)、は誤魔化しきれるだろうか?
些細なことでも警察が介入する。これだけでもかなりの抑止力になるはずだが、もうひと押し欲しいと私は考える。
・教師・学校・教育委員会の処分
なぜ何十年も同じことが繰り返されている?というかむしろ状況は悪化していないか?
イジメをなくす努力をすべき機関(学校・教育委員会など)が本気で取り組んでいないからだと私は考える。
「イジメはなかった」としたほうが都合の良い彼らに、「イジメが認定された場合の多大な不利益」を与えればいい。考え方は「イジメは割に合わない」だ。
例えば担任教師には教員免許の剥奪(二度とやらせないこと)。校長&教頭も懲戒解雇でいい。退職金まで失うとなれば彼らは本気で動かざるをえないだろう。氏名を公表して天下りもさせないようにしたほうがいい。重すぎる?いや、横領した過去のある人に経理を任せたい会社が存在しないのと同じで、二度と教育に関われないようにするのは最低ラインだと私は思う。教師を志したからには相応の責任を負うべきでしょう?
教育委員会や文部科学省は、関与の度合いがわからないのでどこまで処分すればいいのか私にはわからないが、監督責任のある人物は「なにもかも失う」くらいの罰があって然るべきだと私は考える。とかげの尻尾切りになるだろうが、いずれ切る尻尾もなくなる。…というか、教育委員会に関してはそもそも論で存在意義がわからない。解体して文部科学省が引き継いだほうが中身の透明性が確保できるのでは?(→私は民営化反対派です。天下りが私腹を肥やす為に安全管理のコスト削減したりするから)
・見て見ぬふりをしてきた同級生たちの扱い
教師と違って義務のない同級生たちを断罪するのはやりすぎだと思うが、「報復を恐れて証言しない」のは対策を考えるべきだし、事実を言わないだけならまだしも「加害者をかばって嘘をつく」のは偽証罪を厳格に適用し刑罰の対象になる。だから発言には注意しろよ?程度は言わないといけないと思う。「加害者をかばうのは割に合わない」だ。
ここまでイジメ認定はされやすくなると考えるが、「客観的事実」つまり証拠がないと警察は動きづらいだろう。
・学校に監視カメラの設置
録画&録音して一定期間の保存を義務付ける。例えば、学校、役所、警察、生徒の親、専門機関(認可制の監視する民間企業とかを想定)がいつでも見れるようにするなど、「閉鎖環境だとロクなことが起きないならオープンにすればいい」という理論。
「プライバシーが~」「盗撮が~」など反論も多いだろうが、そもそも教室はプレイベートな空間ではないし、トイレの個室や更衣室にまでカメラをつけろとは言っていない。100%網羅する必要などないし、そもそも100%網羅することなど不可能だ。
カメラの前で人を殴るほど子供はバカではないので直接的な証拠を撮ることはまずないと思うが、事件前後含め当日の映像があれば捜査の役に立つことは間違いないと思う。抑止力も期待できるし。
もう少し広い視野で考えると、個人で録画&録音デバイス(カメラ付きメガネみたいなものとか)を装備するのはとても有効な自衛手段になる。チカン冤罪・パワハラ・セクハラ・言った言わない問題などなど。ドライブレコーダーの個人版みたいな感じだ。
ちなみに別の問題だが、保育士のわいせつ行為などにも有効だ。安価ですぐに実現できる現実的な対策なのになんでやらないんだろう?と私は常々思っている。北海道の看護学校で横行していた(している?)パワハラ問題なんかも、発覚する直前に「急に人が変わったように」なんて話のわけがない。おそらく10年20年スパンで日常的に行われてきたはずだ。誰かが録画&録音してYOUTUBEにUPなりマスコミにタレコミするなりしていれば、と残念に思う。
話が逸れたが、ここまでやればイジメは激減すると思う。が、ついでにもう少し根本的な改善も考えてみたい。
・学校教育の見直し
担任教師が生徒ひとりひとりをフォローできていればイジメは早期に発見できる。とするならば、現状それができていないことになる。
雑務に追われて時間がない、生徒と人間関係を築く能力がない、または仕事と割り切っているのでその意思がない、ひとりの人間がフォローできる人数を超えている、など原因は無数にあるだろうが、まずは教師の時間を作らないことには何も始まらない。教師の仕事(=役割)を再定義する必要があると私は考える。
私の持論は、授業を教科書ベースのビデオ学習にしオンラインでやること。
イジメ対策の枠を超えるので詳細には踏み込まないが、簡単に言うと教師の役割を「学習の個別フォロー」「生徒との関係性を築くこと」「対面や集団でないとできない授業」などに絞り、ひとりひとりの生徒とより親密になってもらうということ。
具体的には国語数学理科社会英語の「教室の座学の授業」はほぼ全てビデオ学習にしちゃっていい。おもしろくもわかりやすくもないクソみたいな授業を受けなくて済むという1点だけでも生徒のメリットは計り知れない。その科目を好きになる可能性が生まれるからだ。逆に言うと今の現実は「ハズレ教師に当ってその科目を嫌いになる」ことがある(というか多いだろ?)。小学生の低学年で算数を嫌いになった子の、その後の学校生活を想像するとかわいそうでならない。
教師はその分の時間が空く。実際どれくらい空くのかわからないが、素人の想像だと半分は空く。
念のため付け加えるが、「授業は誰が作ってもいいけど教科書ベースで1回の授業が50分以内」など簡単なルールは必要になる。有象無象を管理するのは日本の公務員にはたぶん無理なので、YOUTUBEでいいと思う。チャンネル登録者数や評価が一定以上の人を公式認定すればいい。私の予想だと、職業教師は5年後には1割も残っていないと思う。塾講師や芸能人や本気の素人など「おもしろくてわかりやすい」動画を作れる人だけが生き残るだろうし、それが子供にとってベターだ。
・法改正など
できない理由が法律なら法律を変えればいい。法規制が害悪になって利益を海外企業に持っていかれるケースがあまりにも多すぎる。
今の日本は控えめに言ってクソなので、「有識者会議(笑)」とか言って老人どもが進展しない議論を何年もしたがることは容易に想像できるので(しかもググったら100人規模の会議なら1回1000万円かかるんだってさ)、スマホ投票(ネット投票)をさっさと導入して、案件ごとに国民に意見を聞いて、それをベースにさっさと決めていったほうがいい。細かいことは動かしながら変えていく。
あとは、トップダウンでやること(=末端(市区町村)に好き勝手作らせないこと)、窓口を一本化すること、利権がらみは排除すること、とかかな。まともな人がまともに考えればまともなものが出来上がるはずなんだけど…。。
以上、好き勝手なことを喋り散らかしました。
最後に一言。子は宝ぞ。
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